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2008年06月10日

合格体験記セミナー



昨日、大阪へ行き、予備校生向けの研修をしました。


研修の主題は、合格体験記作成でした。


序盤に未来を描く大切さや被害者意識にならないようにしようということを自分の人生経験を踏まえて伝えました。ブログでは、今回は、被害者意識についてお話し、次回は未来を描く大切さについて話をします。


私の被害者意識歴

  • 大学に入って、授業がつまらないのでやる気が減退
  • 研究室に入って、すごい同級生に出会い、彼らに勝てないと悟り、研究者の道をあきらめる
  • 会社に入って、仕事だけは卒無くこなし、その一方で自分探しをする
  • 友達と会社を始め、能力・資金などのせいにして、目標から逃げる
  • 一人で再スタートを切るも、仕事はうまくいかないのは、能力のせい、時代のせいと思う


私の人生は、かつて被害者意識だらけの人生でした。被害者とひと言で言っても、実は、


1.環境や人のせいにする
2.自分のせいにする



の2種類があります。



私の場合だと、「大学」や「周り」、「資金不足」、「時代」などの環境や人のせいにしたり、「自分の能力」、「適性がない」と自分のせいにしたりしてきました。人のせいにしても、自分のせいにしても何も解決されないのに、そのことにすら気づかずずっと被害者意識を持ち続けてきました。


そして、子どもたちもまた、多くの被害者意識を持っています。


よく聞くのが、


・学校の先生が嫌い
・授業のペースが速い
・自分は中1・中2の時に勉強をさぼったから、頭が悪くて当然
・クラブがしんどい
・僕は頭が悪い
・お母さんがガミガミ言うのが悪い


という内容です。彼らも環境や人のせいにしたり、自分のせいにしたりしています。


彼らに何とか、自分の人生は自分で切り開くものだと伝えたい。私自身が、被害者意識の塊のような人間だったから、より一層強くそのことを思うのかも知れません。環境や人のせいにしたり、自分のせいにしたりしても前へ進むことはできません。前へ進むための唯一の手段は、


現状の問題点をありのままに受け入れて、どうすれば解決するかを考え、実行していくこと


これしかないです。原田隆史先生は、汐留塾で私に"Not 被害者意識"と教えてくれました。私の大好きな言葉の"主体者"の反意語は、"被害者"だと言っていました。当時の私は、主体者と言う言葉に感銘を受けながら、その一方で、反意語である被害者意識に支配されていました。



先日、名古屋大学で食中毒の事件が起きました。私も学生時代に少しだけ大学祭実行委員会に関わっていました。当時、私は、学祭本部実行委員会の仲間と共に、夜も徹して一生懸命に作業をしていました。多分、現在の学祭本部実行委員の方々も夜を徹して、万全を期すために作業をしていたことでしょう。

この事件は、彼らにとって、大きな大きな波風立つ体験です。この事件に対して、学祭本部実行委員会の一人ひとりがその問題を被害者としてではなく、主体者として捉えて、どのように乗り越えていくかが一番大事です。また、食中毒を出した模擬店の関係者のみならず、模擬店を出したりして学祭と関わりを持った人たちも、この事件を自分たちが起こした事件と捉えて、どのようにこの問題に向き合っていくかが大事です。


学祭本部実行委員会が中心となり、大学・学祭本部実行委員会・模擬店出店者などの関係者たちが協力して乗り越えて欲しいです。上杉鷹山がかつて実践した自助・扶助・互助の三助の精神が名古屋大学に根付くことを期待します。人間力を試される場面です。この苦難を乗り越える経験こそが、かけがえのない大きな財産になります。



明日は、未来を描く大切さについてお話しします。


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