岐阜県公立高校入試、調査書と学力検査の関係

岐阜県の公立高校入試にて調査書と学力検査をどのくらいの割合で使用するかというのを下記表にまとめましたので、ご覧ください(一部主要な高校のみ記載してあります)。

高校名 調査書:
学力検査
高校名 調査書:
学力検査
高校名 調査書:
学力検査
岐阜 5:5 羽島北 3:7 武儀 4:6
岐阜北3:7揖斐5:5関有知5:5
長良5:5池田5:54:6
岐山(普通)4:6大垣北3:7加茂4:6
岐山(理数)4:6大垣南4:6八百津6:4
加納3:7大垣東4:6中津5:5
各務原5:5大垣西4:6可児4:6
山県5:5海津明誠5:5多治見5:5
羽島4:6郡上北4:6恵那5:5
多治見北3:7瑞浪5:5恵那南4:6
益田清風5:5飛騨高山5:5坂下4:6
吉城(普通)5:5斐太5:5
吉城(理数)4:6


岐阜北、羽島北、多治見北、加納などの高校では、比率は3:7になっていて、当日の学力検査を重視していることが分かります。この比率を考慮した点数の計算方法について、下記に例を用いて示してみました。

加納高校を受験したAさんとBさん。AさんとBさんの成績は以下の通り。

Aさん 内申点 1年:33、2年:34、3年:37、学力検査 409点
Bさん 内申点 1年:40、2年:38、3年:39、学力検査 370点

加納高校は比率が3:7。内申点を300点、学力検査を700点になるように換算計算すると、

Aさん
内申点 300×(33+34+37)÷(45×3)=231.1点
学力検査 700×409÷500=572.6点
合計 231.1+572.6=803.7点

Bさん
内申点 300×(40+38+39)÷(45×3)=260点
学力検査 700×370÷500=518点
合計 260+518=778点
という結果になります。

この時の加納高校の合格ラインが803点だったので、Aさんは合格、Bさんは不合格ということになります。

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