08年06月号 図表を使ってノートをとる

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ノートの取り方

図表を効果的に配置する

 学校でちゃんとノートを取る子、ノートを全く取らない子。いろいろな子がいます。もちろん、ノートは取った方がよいです。そして、ただ取るだけではなくて、ノートを取る時にあることを意識すれば、勉強は楽しく、すごく楽になります。

 例えば、自分の部屋について誰かに説明する場合、「言葉だけで説明する場合」と「言葉で説明しながら紙に図を描きながら説明する場合」では、どちらが相手に伝わりますか?考えるまでもなく、間取り図を使って説明したす方がより的確に自分の部屋の説明をすることができます。

 なぜこのようなことが起こるかというと、図や絵は文字に比べて4倍の情報量を持っているためです。1分間に言葉だけで説明したら400文字分の情報量ですが、1分間に絵も交えて説明すると2,400文字分の情報量になります。このことからも、ノートにはたくさんの図や絵を書いた方が効果的と言うことができます(内容に全く関係のない絵を描いても効果はありませんが・・・(^_^;))。

 言葉と図や絵で説明した方が、記憶にも残ります(図1参照)。5日後の記憶量は、言葉だけの場合では、10%弱ですが、言葉と図表を利用した場合では、60%強です。言葉だけの場合と言葉と図表を利用した場合との差はなんと6倍以上です。

 ノートにはたくさんの絵や図表を書きましょう。数学・算数なら、問題の解き方が分からなくても、とりあえず、グラフや図は書きましょう。そうすれば、よいアイデアが浮かぶこともあります。その他の教科でも、年表を書いてみたり、地図を書いたり、単語の活用を表でまとめたりと工夫しましょう。ノートも工夫すればするほど、勉強は楽しく、そして、楽になります。

最近のGUTS

指導手帳をつくりました

5月より、指導手帳というものを導入しました。

これによって、家庭教師の方からは「指導がしやすくなった」との声をたくさん頂いてます。上手に使えていない方もいるようですので、指導手帳を使いこなせるように、これからもフォローを続けたいと思っています。

また、家庭教師の方々に生徒さんの良い点・問題点を探してもらい、問題点については改善策も検討してもらっています。問題点に対して、私たちは「なぜできないのだろう?」と問いかけてしまいがちです。そこで、GUTSでは、ここを変えて、「どうしたらできるようになる?」と家庭教師に問いかけさせています。これだけでもたくさんの改善策が見つかっています。少し変えれば、大きく変わるものもあるんですね。

会員様の声

いつもありがとうございます。ピアノ関係の勉強もあり、主要教科の勉強時間が短い中ですが、以前のように問題が全くわからないということが減りました。6月19日の中間テストに向けご指導よろしくお願いします。(中学2年生)

→ こちらこそいつもお世話になっております。テストで良い結果が出せるように、家庭教師と共にサポートをしていきます。


今まではなかなか勉強を楽しめていなかったようですが 先生に勉強をみてもらうようになってからは毎日コツコツと勉強に励む姿がみれるようになりました。言われてからしかやれないという姿から自分から取り組める姿に変わった事に成長を感じています。ありがとうございます。(小学6年生)

→ お子さんの成長にたくさん気づいていて、素敵なお母さんだなぁと感じました。子どもは日々成長しています。子どもにその成長を気づかせれば、どんどん伸びます。

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