12年09月号 できることの継続がこころを強くする

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できることの継続がこころを強くする



 「できることの継続がこころを強くする」。夏休みを生徒と一緒に過ごして感じたことです。夏休みはどうしても気持ちがたるんでしまう時期です。でも、夏休み前にやることを決めて、コツコツと取り組んだ子を見ると、何か引き締まった感じで、少し大人になったような印象を受けました。ちょっと厳しいことを言っても、素直に取り組もうという姿勢が見え、こころが強くなり、すごく頼もしくなったと感じました。

 スポーツの練習をする場合、スポーツを始めたばかりの小学生でもプロ選手でも、絶対に基礎練習を毎日やります。プロ選手だからと言って高度な練習ばかりをするという訳ではありません。野球なら、ノック、ティーバッティング、フリー打撃など、サッカーならドリブル、シュート、リフティング、パスなどの基礎練習をします。

 なぜ、スポーツで基礎練習を重要視するのでしょうか?ひとつは、その行為の「当たり前度をあげる」ためです。基礎練習を徹底していれば、試合の大事なところでイージーミスすることが少なくなります。勉強で言えば、計算ミスなどのケアレスミスが少なくなります。もう一つは、「こころを強くする」ためです。人のこころは難しい事への挑戦ではなくできることを継続させることで強くなります。慣れることで、その練習や勉強に対して抵抗感が無くなり、取り組む姿勢が前向きになります。すると、ワンランク上の知識や技術を手に入れることにも興味を示すようになります。

 夏休みが終わりました。有意義に夏休みを過ごせた人も、そうでない人もいるのではないかと思います。もし有意義に過ごせなかったとしても、大丈夫。過去は過去です。忘れましょう。気持ちを未来に向けて、今日から頑張りましょう。明日からじゃないです、今日からですよ。「英単語を10コ覚える」「計算問題を10題解く」などの毎日やること(ルーティン)を決めて取り組んでください。継続すると、必ず大きな成長を手にすることができます。


最近のGUTS!!

   8月30日に「支援者のための発達障がい基礎講座」というセミナーを開催しました。障がいがあると言っても、障がいに対して適切に対応ができれば、その子の未来は明るくなります。また、アインシュタインやエジソンと言った科学者もまた発達障がいと言われていますので、個性を大切に教育を受ければ、大きな社会貢献できる人に育つ可能性も秘めていると考えています  発達障がいの子への支援の方法を学んでいくと、普通に家庭教師の現場で取り入れられることもたくさんあります。例えば、「書いて残すこと」や「手順を教えること」などは、誰にとっても非常に効果的な支援方法です。多くの人にお役に立てるように勉強を続けたいと思っています。  

 

会員様の声

お忙しいのにいつもメールの返信をいただきありがとうございます。夏休みもなんとか乗り越えられました(笑)○○先生の力がとても大きいです。センターまであと4か月半頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。(高校3年生)

→ コメントありがとうございます。センターまであともう少しです。悔いが残らないように、これからも全力でサポート致します。

志望する高校の卒業後の就職、進路が気にかかるところです。ガッツさんには、そういった資料などありますか?(中学3年生)

→ 先日資料をお送りしました。色々ご相談いただき、こちらとしても本当にうれしいです。受験に関すること、勉強に関すること何でもご相談ください。

本人のやる気や危機感を持たせてほしいです。また、理解できたかどうか何度も確認してください。よろしくお願いします。(中学1年生)

→ コメントありがとうございます。これからも勉強に前向きになれるように指導を進めていきます。また、確認作業は大切と私たちも考えておりますので、必ず理解度をチェックしながら進めて参ります。

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