野田奈保美先生（法政大学大学院卒）

指導経験

家庭教師の指導歴

指導人数　１２人

合格実績

【大学】
青山学院大学・立教大学・東京理科大学・中央大学・明治学院大学・東洋大学・日本大学・白百合女子大学・帝京大学・立正大学・麻布大学。
【高校】
都立西高校・都立両国高校・法政大付属高校・日大付属高校・東海大付属高校・駒沢大付属高校・二松学舎大付属高校。
【中学】
暁星中学・日大付属中学・芝浦工業大付属中学・江戸川女子中学

得意な学年

中学受験生・高校受験生・高校生・大学受験生

得意な指導教科

英語・国語(現国・古典)・小論文・社会(政経・日本史・世界史・現代社会)

得意な指導

勉強の習慣づけ・苦手教科の克服・ノートの取り方・勉強のやり方・子どもにあった参考書選び

教育という職業に興味をもったきっかけ

　父も母も元教師で、特に母は、私が小学校から中学校の頃に自宅で学習塾を営んでいて、子どもを教える生き生きとした姿を見て、興味を持ちました。

偏差値50からのスタート

　私立理系大学の上級校を志望する高校3年の男子生徒を以前指導しました。数学と物理は何とか志望校を目指せるレベルでしたが、英語が苦手で、偏差値は50で、合格レベルにありませんでした。英語を何とかしてほしいとの依頼を受け指導をスタートさせたのですが、すでに5月の連休を過ぎており、受験までの残り期間は7?8ヵ月でした。基礎固めが必要であり、この期間で偏差値20アップは不可能に近い状況でした。

諦めず、努力の継続が大事

　毎回、単語・塾後・構文を覚える作業を義務づけ、確認テストで80％の正答率を課しましたが、秋まで、その正答率をクリアすることはなく、テストでも大きな成果が現れませんでした。 英文法・長文読解でも基本から中級レベルでのつまずきを克服することができませんでした。当然、偏差値も低空飛行が続きました。
　その解決は、諦めることなく、努力を継続させるということに尽きます。確認テストで間違えた単語・熟語・構文を再テストしたり10回以上覚えるまで書かせて提出させたりして確実に記憶できるようにしていきました。また、受験レベルの英語の長文の全訳を毎日義務づけ、提出させ、和訳添削だけでなく、英文のとらえ方が誤っている部分の文法解説を説明書きして本人に返却し、理解できない部分を口頭説明しました。

偏差値70へ！

　本人は、性格も大いに関係しているのですが、当初より淡々としており、少なくとも表面的には、焦りとか落胆の様子は、うかがえませんでした。自分が英語ができないことを素直に認めており、空白・ゼロからの出発の気持ちであったのだと思います。なかなか成果があがらなかった期間も、投げ出すことなく、私の指導どおりにコツコツと勉強を継続し、英語の受験勉強の習慣を身につけていきました。 12月最終の模試結果で、それまで大きな伸びを見せなかった偏差値が、一挙に70近くまでのアップを実現しました。それでも、それに満足することなく、手を休めず、受験日まで勉強を継続し、東京理科大学に合格することができました。早稲田大学も受験しましたが、あと一歩というところでしたが、受験時も英語力のアップはとまっていませんでしたので、あと１カ月の指導があれば確実に合格できていたのではないかと思います。

継続は力なり

　この生徒の指導を通じて、「継続は力なり」、やはり地道な努力の継続こそが、勝利をもたらすことを改めて痛感しました。また、生徒が指導どおりに課題をひとつひとつこなし自分のものにしていけば、必ず結果がついてくるということも再確認できました。さらに色々な状況に一喜一憂せず、悩みをためこまず、精神的安定が保たれると実力アップの可能性がより高くなることに気付きました。 この結果が得られたのは継続が大事といいましたが、それを支える信頼関係があればこそだと思います。生徒が私を信じ、ハードな課題と指導についてきてくれなかったら、この成果は達成できなかったと思います。

今までの指導経験を通じて感じる家庭教師の良さ

　家庭教師は、人の成長過程に関わり、その人生に大きな影響を与える可能性をもつ存在であるため、責任重大であるとともに、やりがいも大きなものがあります。生徒と、ひとつの目標に向かって二人三脚で、様々な問題を克服し、目標を達成した時の喜びは、筆舌に尽くし難いものです。生徒とのかかわりを通じ逆に学ばされることも多く、総じて、「心の財産」を創造することができるところが、家庭教師の良さだと思います。

まだ見ぬ生徒へのメッセージ

「自分自身に勝つ！！」
人生は一直線ではなく、紆余曲折があります。後退に直面しても、自分に負けないで、明るい光を求めて、前へと進みましょう。