14年03月号 ストロークでコミュニケーションの達人に

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ストロークでコミュニケーションの達人に



「あの人のそばにいるといつも楽しい気持ちになる。」

 そんな雰囲気の良い人って、みなさんの周りにも何人かいませんか?そういう人は、いつも笑顔が耐えなかったり、発言が前向きだったりという特長を持っていることが多いですが、他にも共通して大きな特長を持っていま す。それは、「ストロークが多い」ということです。

 「ストローク」とは、交流分析という心理学理論の中で登場する言葉で、「人と人との関わり合い」のことを表します。「我が子に向かってほほえむ」「目を見て話を聞く」「子どもの話にうなずく」などの行為を肯定的心理的なストローク、「『ありがとう』と肩に触れる」「『一緒に行こう』と手をつなぐ」などの行為(スキンシップ)を肯定的肉体的なストローク(ほめる)と言います。逆に、「無視する」「文句を言う」「お尻をたたく」などのストロークを否定的なストローク(叱る)と言います。

 雰囲気の良い人になりたいと思っても、何をしたら良いか分からないものです。でもストロークを増やすことなら、誰にでもできます。「『お帰り、疲れたでしょう』と子どもの目を見て、『一緒におやつ食べようか』と肩に軽く触れる」というように子どもと接した場合、4つのストロークを子どもに送ったことになります。ストロークを意識して、数えながら子どもとのコミュニケーションをとるときっともっと良い関係が築けるようになると思います。

 また、ほめるばかりではなく、時には、叱らなければならないときもあります。叱る時の注意点は、2つです。まず、否定的ストロークよりも肯定的ストロークの数を常日頃から圧倒的に多くしておくこと、そして、全否定はしないということです。全否定とは、「お前は最低だ!」「何をやっても無駄」などのように無条件に否定することを言います。全否定で言われると、人はすごく傷つきます。時には、人間関係すら崩壊することがあります。

 是非、ストロークを意識しながらコミュニケーションをとって、周りに元気を与えられる人になってみませんか?

最近のGUTS!!

3月も中旬に近づき、少しずつ春らしい日も増えてまいりました。本年度も大変お世話になり、ありがとうございました。本年度は、センター試験に代わる新しい入試制度の検討や教育委員会の制度の見直し議論、土曜日授業の月一回復活など、教育界では大きな変化の訪れを予感させる出来事がたくさん起こりました。これからITを活用した指導スタイルの導入なども進めていかなければならないと感じています。しかし、実際に生徒と先生が会ってマンツーマンの指導を受けるというスタイルのメリットはなくなることはないと思います。スマホやテレビ電話など使えそうな技術は取り入れていきながら、これからもより便利でよりお役に立てるサービスを提供してまいりたいと考えております。来年度も何卒よろしくお願い申し上げます。

会員様の声

私たちもうるさく言わないように必死に我慢している成果が出てきたのか、自分で少しだけどがんばれるようになってきたのでこの先も忍耐で見守る覚悟です(高校2年生)

→ うるさく言わないという行動は非常に苦しい行動だと思います。ありがとうございます。その甲斐あってか少しずつ自立した行動が見れるようになってきたと感じます。


おかげさまで名古屋高校に合格しました。ガッツに頂いた情報から、落ち着いた雰囲気の学校にご縁をもらえました。有り難うございました。(中学3年生)

→ 合格おめでとうございます。高校に入っても大変なことはいっぱいあると思いますが、受験勉強での経験を生かして、困難を乗り越えていってください。これからのご活躍期待しております。

推薦合格、中学卒業までお付き合い頂き、本当に有難うございました。勉強に向き合う姿勢の変化、精神的な自立を促して頂けた家庭教師という存在は、息子にとってかけがえのないものだったと思います。(中学3年生)

→ お役に立てて本当に良かったです。親御様が感じ取られたよい変化は、家庭教師の先生がやって来るという変化をお子様がチャンスと考えて、行動をした結果だと思っています。お子様が、自分の成長のために行動したと言うことが本当に素晴らしいと感じています。


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