15年04月号 これからの時代に求められる学力とは??

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これからの時代に求められる学力とは??



 女性、男性、若者、高齢者、障がい者などありとあらゆる個性を持った人たちが共に生きる社会がもうすぐ訪れようとしています。また、ITが進化を続け、気づけばほとんどのもの・情報はボーダーレスにやりとりされるようになりました。今から人のボーダーレス化もさらに進み、ここ数年でますますグローバル化は進展し、どんどん仕事も多様化していくでしょう。

 「米国では、これからの子どもたちは、38歳までに10〜14の仕事を経験すると言われているし、実際に2010年の上位10位の人気職は、2004年には存在 しなかったものがある。また、今世紀の20年の変化は、これまでの2万年の変化に相当するだろうとも言われている」(インテル株式会社教育プログラム推進部部長 柳原なほ子氏、文部科学省のHPより引用)

 上記引用にある時代に求められる学力とは何でしょうか?それは、「生徒が自ら学ぶこと」を前提にして、「知識を獲得する力」「課題を解決する力」「社会とつながる 力」の3つの力ではないかと考えています。

 「知識を獲得する力」は自ら必要な情報をインターネットなどを駆使して手に入れる力です。「課題を解決する力」というのは、自らが出会った課題を分析して解決方法を仮定し、実行していく力です。公式などを暗記するだけではこの力は身につきません。

公式がなぜその形をしているのかなどを深く考えることによって手に入る力です。「社会とつながる力」というのは、周りの人に興味を持って、その人の悩みや楽しみを感じとることができる能力です。友人に何をしてあげたら喜んでくれるかを考えて行動したり、新聞などを読んで広く社会について知識を得てそのことについて考えてみたりすることによって手にしていく力です。もちろん、語学の力も必須です。

 また、これらの3つの力と共に育んでいく必要があるのが、自分に対する肯定感です。「みんな違って、みんないい」という時代が必ず訪れます。人よりも足りていないことを卑下するのではなく、自分の良いところを見つけ、それを伸ばすことに取り組むことです。そして、周りがその子を承認してあげること。こういうことの積み重ねがこの肯定感を育んでいきます。

 家庭教師の強みは、先生一人ひとりが生徒さんにより深く関わっていけることだと思っています。人は人によって磨かれます。この深い関わり合いの中で、これら3つの能力と自分に対する肯定感を少しずつ育んでいきたいと思っています。

最近のGUTS!!

3月28日付けの朝日新聞に掲載された「発達障害 支える家庭教師」という記事の取材協力を致しました。家庭教師のサービスを提供して15年くらいになりますが、ここ5年 くらいで発達障害の生徒さんのサポートをさせて頂くことが増えてきたことを実感しています。家庭教師サービスに求められていることは、生徒さんの置かれた様々な状況や様々な目標をしっかり理解し、それに合わせた授業を柔軟に提供することだと思っています。

会員様の声

一年と3ヶ月の間、ご指導ありがとうございました。ご指導頂き、英語の基礎学力がついたと実感しました。今後も頑張って行きたいと思っております。先生も学校の先生としてますますのご活躍をお祈りしております。本当にご指導ありがとうございました!(新高校1年生))

→ こちらこそ長い間お世話になりました。高校で夢に向かって努力を積み重ねていってください。将来の活躍を楽しみにしています。


塾の直前にご指導頂いて、復習テストも良いスタートが切れていると思います。90分も先生とコミュニケーションを取りながら楽しく勉強できているようで本当に感謝しております。(新小学2年生)

→ お子さんと楽しく勉強できていることが一番良いことだと感じています。勉強は、大変なことももちろんありますが、基本的には楽しいものであることをこれからも伝えて参ります。


学校での話を聞いてくださったり、メールに親身に返信して頂いて感謝していま す。(新中学1年生)

→ 良いスタートが切れて良かったです。楽しい中学生活になるようにサポートさせて頂ければと思っております。これからよろしくお願い致します。

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