13年05月号 ストロークでコミュニケーションの達人に

GUTS通信13年05月号 PDFファイルはこちら

ストロークでコミュニケーションの達人に



「あの人のそばにいるといつも楽しい気持ちになる。」

 そんな雰囲気の良い人って、みなさんの周りにも何人かいませんか?そういう人は、いつも笑顔が耐えなかったり、発言が前向きだったりという特長を持っていることが多いですが、他にも共通して大きな特長を持っています。それは、「ストロークが多い」ということです。

 「ストローク」とは、交流分析という心理学理論の中で登場する言葉で、「人と人との関わり合い」のことを表します。「我が子に向かってほほえむ」「目を見て話を聞く」「子どもの話にうなずく」などの行為を肯定的心理的なストローク、「『ありがとう』と肩に触れる」「『一緒に行こう』と手をつなぐ」などの行為(スキンシップ)を肯定的肉体的なストローク(ほめる)と言います。逆に、「無視する」「文句を言う」「お尻をたたく」などのストロークを否定的なストローク(叱る)と言います。

 雰囲気の良い人になりたいと思っても、何をしたら良いか分からないものです。
でもストロークを増やすことなら、誰にでもできます。「『お帰り、疲れたでしょう』と子どもの目を見て、『一緒におやつ食べようか』と肩に軽く触れる」というように子どもと接した場合、4つのストロークを子どもに送ったことになります。ストロークを意識して、数えながら子どもとのコミュニケーションをとるときっともっと良い関係が築けるようになると思います。

 また、ほめるばかりではなく、時には、叱らなければならないときもあります。叱る時の注意点は、2つです。まず、否定的ストロークよりも肯定的ストロークの数を常日頃から圧倒的に多くしておくこと、そして、全否定はしないということです。全否定とは、「お前は最低だ!」「何をやっても無駄」などのように無条件に否定することを言います。全否定で言われると、人はすごく傷つきます。時には、人間関係すら崩壊することがあります。

 是非、ストロークを意識しながらコミュニケーションをとって、周りに元気を与えられる人になってみませんか?

最近のGUTS!!

 5月、6月には中間テスト・期末テストが行われます。新中学1年生・高校1年生は新しい学校に入ってからの最初のテストになるので、そろそろ準備しなきゃと焦りはじめている子もいるでしょう。テストは結果も大切ですが、もっと大切なのはテストの結果を次にどう活かしていくかを考えることです。なので、テストを捨てるなんて、トンデモナイ!!というわけで、中学生の方にテスト分析・保管サービスの案内を同封しました。お子さんの成績向上に役立てればと思っておりますので、是非サービスをご利用ください。




会員様の声

自主的に勉強する習慣がなかなかつかないのでつくように指導お願いします。言い訳するのではなく、自分の実力と向き合うことの大切さを教えていただけたらと思います。(高校2年生)

→ こちらこそテストの送付などでお手間を頂き本当にありがとうございました。次回テストでは、より細やかなサポートができるものと思います。今後とも何卒よろしくお願いします。


本当に素敵な先生と出会うことができ、ありがたく思っています。本人にとって も、一生ものの出会いになっていると思います。ありがとうございます。(中学2年生)

→ 先生との相性も良く良かったです。小中学生のお子さんにとって、どんな先生と出会うかは今後の人生に大きく影響を与えることと思っております。「一生ものの出会い」と言って頂き、本当にうれしく思っております。ありがとうございます。


先生から、本人がヤル気になるような言葉掛けをうまくしていただけるとありがたいです。親からも声を掛けていますが、なかなか親の話は素直に聞けなかったりするので。(中学3年生)

→ 思春期ですので、親御さんの言うことがお子さんに伝わりづらいということが良くあります。しかし、家庭教師は年齢が近いこともあって、お子さんも意見を素直に聞いてくれるものです。今後ともこういった関係をうまく活用しながら、指導を進めさせていただければ幸いです。

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.12

このアーカイブについて

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。