久喜裕紀先生（慶應義塾大学卒）

指導経験

家庭教師の指導歴

指導歴　20年

合格実績

【中学】
東海中学・南山女子・滝中学
【高校】
岡崎高校、菊里高校、千種高校、愛知高校、ほか多数

得意な学年

中学受験生・中学生・高校受験生・高校生

得意な指導教科

中学受験に必要な全教科

指導可能エリア

尾張地区のほぼ全域、西三河地区など

インタビュー動画

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指導歴はどのくらいですか？

もともと神戸で塾をやっていましたが、阪神大震災で塾がつぶれてしまったため、当時景気の良かった東海地方に来ました。名古屋に来て十数年になりますので、その前にやっていた塾が昭和60年ごろからになりますので、あわせて20年あまりになります。

得意な指導科目は？

中学受験をお考えの小学生なら全教科、高校生なら英語、中学生なら英語・数学です。

中学受験で合格させるための指導方法は?

東海・南山女子を目指すお子さんは、学習の習慣もあり、課題などもしっかりとやってくるので、指導をするうえで大きな苦労があるわけではありませんが、試験当日にミスをして落とさないように注意することの方が大切です。逆に勉強習慣のない生徒を合格させる事の方が大変でした。ただ中学受験で終わりではないので、テクニカルなことよりも、将来のことを考えて、本当の意味での基本といいいますか、背骨になるような内容の指導を心がけています。ですので、一切予想問題的なことはやっていませんし、山掛けもしません。ただ、入試問題の研究をしていて、何年かに一度出題される分野があるので、そのような入試の傾向は伝えるようにはしています。私が指導で、一番重きに置いていることは、国語の力です。読んで書けないと、どの科目にも対応できないからです。問題文で何を問われているのか瞬時に見極めて、それを解答用紙に書かないと点数にはならないですから、そういった理由から、受験とは直接関係ないけれど、本を読むように薦めています。

中学受験をされる方の、家庭教師の利用法で多いものは？

基本的に塾のフォローとして利用されるケースが多いです。その場合は、分からないところをまとめて家庭教師の指導の時に解消します。別の利用方法としては、塾の授業そのものについていけないので、手取り足取り教えて欲しいというケースです。

指導の工夫は?

どんな生徒でも、何度でも同じ事を繰り返し指導をします。1回で覚える生徒もいれば、5回やっても覚えられない生徒もいる。その生徒にあわせて何度でも根気よく理解するまで繰り返し教えるようにしています。 また、生徒を気分よくさせると頑張って勉強に取り組むことが多いので、私が言ってみせ、やってみせ、させてみせて褒めてあげることを指導方針としてやってきました。

プロ家庭教師としての心構えは?

将来大人になって生徒が恥をかかないように、やるべきときに勉強をするという考えのもと指導をしています

勉強嫌いの生徒に対しての指導で工夫していることは?

説得すること。指導に行っても、2時間もたない生徒もいる。その場合は、易しめの問題集を積み上げていくように指導します。たとえば、

まず数学なら数学を10~15分でも、集中できる時間でいいからやる
      ↓
できたら褒めて休憩を5分
      ↓
次に英語の単語を5つだけ覚えさせる
      ↓
できたら褒めて休憩を5分
      ↓
・・・・

のように、やっては休み、やっては休み、目先を変えながら何とか2時間勉強をやります。そういうふうにでもやらないと、もともと自分ひとりでは勉強をやらない子なので、休憩をいれながらやった2時間でも、できれば1段でも2段でも階段を上っているわけです。もちろん親御さんとは、指導の進め方などについて事前に打合せをして了解を得たうえでやらせていただきます。

今までの指導でうれしかったことは？

最初は無理じゃないかといわれていた学習障害の生徒が私立中学に合格したことです。本当にうれしかったです。よくがんばったなあと思います。このケースに限らないことですが、その生徒にあったやり方で指導をすることが合格へとつながったのだと思います。このような指導は、どんなに立派な塾でもできません。家庭教師の強み・良さを最大限に発揮できた事例だといえます。

家庭教師の良い点をまとめてください。

第一に、その子にあった本当の意味でのマンツーマン指導ができるということだと思います。そしてもう一つは、家庭教師という仕事はご家庭の中に入っていく仕事なので、ただ勉強を教えるだけではなく、家庭環境にあわせた指導の処方箋を作ることができることじゃないかと思います。

生徒にメッセージを！！

こんにちは。勉強は難しい・嫌なものと思っている方が多いと思いますが、ゲームをやって楽しいのと、パズルをやって解けたときの楽しさとは違うように、一生懸命考えてその問題が解けた、いい点数がとれたときの喜びは、パズルが解けたときのような達成の喜びが味わえると思います。今分からなくても、よく我慢して考えて、明日分かるようになればいいのです。 だから、毎日少しずつ努力して、自分の中身を広げていきましょう。そういうことが一緒にできたら一番嬉しいです。