12年01月号 誰にも負けない努力をしよう

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誰にも負けない努力をしよう

 宇宙飛行士若田光一さん。2013年には、日本人初となる国際宇宙ステーションの船長という重責を担う予定です。そんな彼が、あるテレビ番組で子どもたちの質問に答えていました。

 少年  「宇宙飛行士になるために、努力したことは何ですか?」
 若田さん「自分の興味のあることは何かを見つけて、その分野では誰にも負けないように努力したよ」



 人間のキャリア形成研究の中に、「キャリア・アンカー理論」という考え方があります。これは、自分が最も大切とする価値観や夢を見つけ、それにたどり着くために努力をし続けて、人生は切り開かれるという考え方です。若田さんは、まさにこのキャリア・アンカーの考え方で自分の人生を切り開いてきました。

 しかし、これとは別に「プランドハプンスタンス(用意された偶然)理論」という考え方もあります。これは、個人のキャリアは予想しない偶発的なことによって決定されるという考え方です。自分自身の人生を振り返ったときに、たまたま選択したことが自分の人生を形作っていると感じる方もいるのではないかと思います。自分の人生を振り返ってみると、私はこのプランドハプンスタンス理論の傾向が強いと思います。  

 この2つの理論を比べてみると、一方は、大きな夢を持ってそこに向かって努力せよと言っているし、もう一方は突然訪れる偶発的な出来事をモノにできるように努力せよと言っていて、一見、相反しているかのように見えます。しかし、これらには大きな共通点があります。それは、両者とも"努力せよ"と言っているところです。

 現時点で、若田さんのように大きな夢を持っている子はそれに向かってどんどん努力をしていきましょう。大きな夢であればあるほど、その道程には大きな壁が必ず存在します。しかし、絶対誰にも負けない努力をして夢をつかみ取りましょう。また、大きな夢を現時点で描けていなくても、別にそれはダメなことでは全然ありません。そういう子は、いつか必ず訪れるプランドハプンスタンスに備えて、今、与えられた目の前のことに全力を尽くしましょう。目の前のことに全力を尽くした末に、必ず何か気づいたり、新しい目標などが見えたりします。

 「自分にはセンスはない」と言い切る若田さん。才能がなくとも、訓練、勉強、トレーニングに明け暮れ、彼は小さい頃からの夢を実現させました。絶対、キミにもできる。


最近のGUTS!!

   あけましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願いします。年も明け、受験シーズンに突入しました。今年は、62人の受験生がいます。一人でも多くの生徒さんにサクラサクように最後まで見守っていければと思っております。最後まで諦めないで全力でやり切りましょう。
 また、わたしたちも指導力向上のために先生を裏側から支える仕組みを整えて参りたいと思っております。今後とも何卒よろしくお願いします。

 

会員様の声

ご指導方法が良く、娘はよくわかると話してくれます。国語が苦手なので、1月から国語の指導もしていただけたらと思います。(小学5年生)

→コメントありがとうございます。勉強が分かるようになって、勉強が好きになってくれるようにこれからもサポートしていきたいと思っております。

今日も年始からありがとうございます。休み中チラッと覗くとまだまだ未完成な所が多く感じ不安になってきますが、本人は少しずつ手応えを感じてきているようなので余り刺激を与えないようにしたいと思います。(中学3年生)

→ コメントありがとうございます。お子さんは絶対頑張っていると思いますの で、お母様もお考えのように温かく見守ってあげて下さい。

いつもご指導ありがとうございます。今年も入試まで残りわずかとなりました、桜咲く季節を笑顔で迎えるようにと願うばかりです。関数がスラスラと解けたということで、○○先生に教えてもらったからできたんだと嬉しそうに話をしてくれました。(中学3年生)

→ 少しずつ力がついてきていることを感じます。きっと入試では良い結果を残してくれると思います。合格に向けて共に頑張りましょう!!

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