11年04月号 先生たちの指導上のこだわりを紹介します!!

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先生たちの指導上のこだわりを紹介します!!

いつも熱心な指導ありがとうございます。送っていただいたコーチングシートを読ませて頂き、先生たちが指導していくなかで、どんなこだわりを持って指導をしているかがすごく伝わってきました。今回は、そのこだわりをせんせい通信を通して伝えたいと思います。

 

1.「解けた!」「できた」をたくさん経験させる

家庭教師ではよくやる気のない子に出会うことが多いです。やる気があって、先生が出す宿題にも果敢に取り組んでくれる状態であれば、成績アップの時期は意外に早くに訪れます。しかし、やる気のない子に対しては、やっぱり粘り強い指導が必要です。粘り強い指導をしていく上でのキーワードが「小さな成功体験」です。

N先生は、数学が嫌いな生徒さんに対して、簡単な四則演算の演習を課して、「解けた!」「できた!」を感じさせるように授業を組み立てているそうです。小さな成功体験を積み上げていくことで、少しずつ自信が芽生え、それが「やる気」につながります。やる気を引き出すためには、まずは一点突破、何か一つやり遂げさせることが重要だと思いました。

2.同じことでも繰り返し言う

何かを身につけるためには、繰り返し取り組むことが重要なことは誰でも身をもって感じていると思います。しかし、先生自身が必要と考える繰り返しの回数を遙かに超えて、何度も何度も同じことを説明しなければならない生徒さんがいることも事実で、そういう時は本当に困惑します。しかし、F先生やH先生はそんな現状から逃げることなく受け止めて、大切なことを繰り返し何度も伝えているそうです。

指導を進める上で、はじめての説明の時にその内容が分かるメモをしっかり作って残すように気をつけておくとよいです。そうすると、2回目以降に説明するときにはそのメモが使用できるため、説明を効率よくすることができます。どうすればより効率的に良い指導ができるかを考えて行動していることが素晴らしいと感じました。

3.小テストを実施する



計算力がどのくらい身についたかや英単語・漢字がどのくらい定着しているかを確認するために小テストは大変有効です。I先生、O先生、M先生は宿題を出し、そのチェックのために小テストを利用しているそうです。テストがあると知ると、それをクリアするために宿題をがんばろうと思う生徒もいます。そういう生徒には、小テストはより大きな効果があるでしょう。

また、苦手部分がどこかを知るのにも小テストは有効です。O先生は、小テストのこの特色を生かして、弱点を把握しながら指導しているそうです。

4.プリントを作っていく


指導の効果をすごく高めてくれるのが自作プリントです。M先生は、証明問題が解けるようにと穴埋め形式のプリントを作成して指導をしているそうです。いきなり白紙の状態から証明させるのは難しいので、解法にたどり着くまでの階段をプリントを活用して作っています。

プリントを用意するなどしてしっかり授業の準備をすることは、指導力を高める一番効果的な方法だと思いますし、また、その行為から生徒も先生の思いを感じてくれることがあると思います。

指導手帳ベストプラクティスの紹介

F先生の手帳

今回もたくさんの先生に指導手帳を提出していただきました。いつもありがとうございます。今回も良く書けている指導手帳が多かったです。文字数も多いし、内容も非常に具体的なものがたくさんありました。書くことは時に面倒くさいものです。しかし、その大切さを知っていただいているからこそたくさんの先生が実践されているんだと思い、胸が熱くなりました。

今回は、F先生の手帳を紹介します。非常に端的に具体的にそしてわかりやすく書いてあります。このように書いていくと、非常に効果の高い指導をすることができるのではないかと感じました。

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