09年03月号 自分の信じた道を突き進め

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自分の信じた道を突き進め

　受験シーズンも終盤を迎えています。受験が終了したみなさん、本当にお疲れ様でした。長い勉強の日々で大変辛いこともあったと思います。でも、そんな中で手に入れられたモノもたくさんあると私たちは確信しています。

　写真の人は、社会でもおなじみの吉田松陰先生です。彼は、江戸時代末期に松下村塾という塾を開き、明治維新への大きな流れを作った人物の一人です。彼は、「生きる目的」や「自分だけの人生の役割」について考えさせることが大切と考え、その重要さを門下生に説き、一人ひとりにそれを見つけさせていました。

　中学受験、高校受験、大学受験は人生の一つの通過点に過ぎません。大切なのは、長い人生をどう過ごしていくかです。時間がある時に、自分の生きる目的や自分のやりたいことについて考えてみてください。そして、新しい生活をどのように過ごしていくと実りある生活を送れるかを考えてみてください。

　また、松下村塾には、「生きる目的」や「自分だけの人生の役割」を見つけようとしてもどうしても見つからない門下生もいたそうです。そんな門下生に松蔭先生が送ったのは、「至誠」という言葉でした。至誠とは、

「普段やらなければいけないことを、真剣に本気で、誠意をもってやること」

　生きる目的や自分のやりたいことが見つかっていない子の方が多いと思います。そんな子は、新しい生活で、目の前にあるやらなければならないことに対して、本気で向き合って、逃げずに主体的に取り組んでください。それが、みなさんのいつか大きな糧になります。何事も本気でやり抜くとその先にやりたいことなどが見えてきます。新しい生活でも、毎日一歩一歩確実に歩んでいきましょう。

会員様の声

→お役に立てて光栄です。今後もできる限りのサポートをしていきますので、これからも何卒よろしくお願いします。

→合格おめでとうございます。高校生になっても、スポーツ・勉強に思いっきり励んで下さい。

→合格おめでとうございます。努力が実を結んで、本当に良かったと思います。先生も喜んでおりました。これからも勉強は続きますが、一歩一歩夢に向かって歩んでいって下さい。