16年08月号 キミにできないはずはない!!

GUTS通信16年08月号 PDFファイルはこちら

キミにできないはずはない!!



 

 ノミという生きものを知っていますか?ノミはとても小さく体長は1mm程度の昆虫で す。しかし、高い跳躍力を持ち、体長の60倍から100倍の高さまで跳躍することができます。これを人間にたとえれば、1m60cmの子が100mくらいジャンプするということと同じです。

  さて、ある生物学者が、そんな高い跳躍力を持つノミをグラスに入れてフタをしまし た。ノミは、最初ぴょんぴょんと跳びはね、フタに頭をぶつけていました。しかし、何度も頭をぶつけているうちに、ノミは諦めたのかそのうち跳ばなくなりました。その後、そのノミが自由に跳ぶことができるように、グラスの外へ出してあげました。すると、ノミは以前のように高く跳ぶことができたでしょうか?

  フタがなくなったのだから、本来なら以前のように高く跳べるはずです。にもかかわらず、ノミはフタの高さまでしか跳ばなくなっていました。つまり、ノミは自らの能力の限界がどのくらいなのかを、自らの経験によって決めつけ、本来持っているはずの能力を発揮することをしなくなったのです。

  この実験から得られる教訓は、私たち人間にもあてはまると思います。「夏休みにこんなに努力できるわけがない」「私には無理」と今までの経験や置かれた環境を理由にして自分の限界を決めつけていませんか?その限界は、キミが適当に決めつけたものであって、それがキミの能力の本当の限界ではないのです。やれば必ずできるようになる、そう私は伝えたい。キミに越えることができない壁は決してキミの前には現われない。必ず乗り越えることができます。

 また、この実験の話には続きがあります。高く跳べなくなったノミが再び高く飛べるようにするにはどうすればよいでしょう?それは、近くに高く跳べるノミを置いてあげるんだそうです。高く跳べなくなったノミも高く跳べるノミも見て刺激を受けるんでしょう ね。もし、もう頑張れないと思うなら、自分より高く跳んでいる(自分よりも頑張っている)友達のそばに行ってみよう。そうすれば、キミはもっと高く跳べるはず。

最近のGUTS!!

7月末に小児科多職種研究会という学会に参加をしてきました。医療だけでなく、子どもに関わる色々な機関での実践について話を聞くことができました。発達障がいの子への対応方法や児童虐待の早期発見方法など子どもの生育環境を如何に整えていくべきかを考える機会となりました。子どもは未来の宝です。ガッツ家庭教師としては、未来に対して明るく前向きに、周りの人たちと協力をしていきながら歩んでいける子を育てていきたいと思っています。

会員様の声

世界史が特に苦手なようで、これは多分コツコツ暗記しないと無理なんじゃないかな?と。やる気や目標は高いのですが、継続する力が弱い気がする(メンタル面で落ちると)ので、真面目に継続できるといいなと思います。(高校1年生)

→コメントありがとうございます。世界史に興味を持つためのオススメの本は、「青木裕司 世界史B講義の実況中継」です。世界史は壮大なドラマです。是非夏休みの課題図書として読ませてみてください。

娘と二学期の目標を立てました。算数の成績に1つでいいので◎が付くように頑張る事です。(小学5年生)

→ 目標を立てるのはすごく良いことです。目標を立てたらどんどん公言しましょう。そうすると先生も含めて、どんどん協力者が増えていきますよ。

暑い季節となり、先生にもお忙しい中、ご指導いただきありがとうございます。自宅の部屋が暑いので申し訳ないです・・・。(高校2年生)

→こちらこそいつもお世話になりありがとうございます。暑い季節がもうしばらく続きますね。体調管理に気をつけて、実り多き夏休みにしていきましょう。


月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.12

このアーカイブについて

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。