11年05月号 小学生時代からの夢を実現させた男 プラネタリウムクリエイター大平貴之

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小学生時代からの夢を実現させた男 プラネタリウムクリエイター大平貴之

170万個もの星を投影できる移動式プラネタリウム「メガスター」を開発した大平貴之さん。一般的なプラネタリウムで上映される星の数は約3.8万個なので、メガスターはその約40倍。この高性能のプラネタリウムを大平さんは、小学生時代から20年以上の時を経て、1人で完成させました。

大平さんは、小学生の時に見たプラネタリウムの美しさに感銘を受け、「プラネタリウム」を作りたいと強く思い、製作を開始しました。製作といっても、小学生の頃は穴を空けたボール紙に光を通して投影するという簡単なものでした。しかし、もっと良いものを作りたいと思い続けた大平さんは、周りの人に様々な質問をぶつけたり、色々な協力を求めたりしました。時には冷たくあしらわれたこともありましたが、めげることなく行動を続け、近くに住んでいた精密機械メーカーのエンジニアやプラネタリウムの館長などの協力を得て、少しずつ自分のプラネタリウムを進化させていきました。そして、高校の時には1.6万個の星を投影できる装置を開発し、高校の文化祭で星空を上映して好評を博し、大学の時には、個人としては前代未聞のレンズ投影式プラネタリウムを完成させました。



その後も、大平さんは挑戦を続けています。挑戦を続ける理由は、高校時代にオーストラリアで見た満天の星空の美しさに触れたからだそうです。「あの時見た星空を再現したい。」という強い願望に突き動かされ、2003年に、410万個の星を投影する「メガスターII」を完成させました。このメガスターIIは世界最多の星を投影できる装置としてギネスブックにも認定されています。

小学生の時に好きなことに出会い、それに人生の全てを賭けた大平さん。「プラネタリウムを作りたい」と周りの人に公言し、その実現過程で、周りの人から冷たくあしらわれたこともありました。しかし、そんなことにめげることなく努力を続けることでたくさんの人の協力を得ることできました。そして今も、高校の時にオーストラリアで見た満天の星空を再現するという夢を追い続けています。

私たちは、さすがに大平さんのようにはなかなかできないかも知れません。でも、好きなことを好きと言い、その分野の一流に触れて、それに近づきたいと思うことだけでも本当に尊いことと思います。たまには自分の心の声に素直になって、その声に耳を傾けてみることも良いかも知れません。


最近のGUTS!!

私たちも加盟している岐阜県学習塾協会が社団法人となり、その設立記念披露宴が行われ、100人以上の方に参加していただきました。披露宴では、細江岐阜市長から「資源のない日本の資源は、人財だ」との言葉を頂き、教育の仕事に携わるものとして身が引き締まる思いがしました。子どもたちが大きな夢を描いて、毎日やるべきことに対して主体的に取り組めるように育てることが私たちの使命と思っています。その使命を果たせるように、これからもサービスの質向上に努めてまいります。

会員様の声

今回の確認テストでは、89点というすばらしい結果でした。本人も自身がついたのか、次回はもっとがんばりたいとやる気を見せ始めました。毎日の日誌も定着し、目標をもって学習に取り組んでおります。やはりガッツにしてよかったと思います。これからもよろしくお願い致します。(中学2年生)

→結果が出て、本当に良かったです★これから平坦な道のりばかりではないと思いますが、先生と共にお子さんの目標を達成できるようにサポートをしていきます。

指導を週2回にしていただいて、子どもも授業で分からなかった事の復習や、予習がしやすくなったと言っています。ありがとうございます。(高校2年生)

→ コメントありがとうございます。環境の変化が良い結果を生んでいるようで、よかったです。これからもご相談などございましたら、お気軽にお声をおかけいただけるとうれしいです。

限られた時間の割にはまだまだ本人には甘さが見られます。厳しい指導をよろしくお願いします。(高校3年生)

→ コメントありがとうございます。部活も終わり、少しずつ受験モードに切り替わっていく時期と思います。やるべきことにしっかりと取り組んでいけるようにこれからもサポートしていきたいと思います。

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