10年06月号 優先順位を決めて高得点を狙おう

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優先順位を決めて高得点を狙おう



 もうすぐ、新学年になって初めての期末テスト。岐阜の中学校では、中間テストを行わない学校も多いので、中学1年生にとっては人生初めての定期テストだと思います。

 定期テストの範囲表を学校から渡されていると思います。実はこの範囲表、ただぼんやりと眺めているだけでは、何の役にも立ちません。範囲表からやらなければならない問題の数や教科書のページ数などを的確に把握することで、初めて役立つものに変身します。

 まず、範囲表を見ながら、問題数などを書き出します。「数学は、学校のワークから80題、教科書は章末問題4ページ、問題集から92題。英語は、本文訳が22ページ、学校のワークが31ページ、単語が84個。・・・・」と書き出していくと、自分の時間がどうやっても足りないことに気づくことがあります。無理を承知で、それでもすべてをやろうとすると、多くの場合、計画倒れになってしまい、テストの結果も良い結果は得られません。ここで大切なのは、優先順位をつけ、重要なことからやるようにすることです。

 優先順位のつけ方は、とっても簡単です。

 <優先順位のつけ方>
1.絶対に解けるという問題はやらないと決める
2.基礎問題やテストに出る確率の高い問題をレベル1とする
3.やや難しいがやっておくとさらに得点がねらえる問題をレベル2とする
4.かなり難しい難問をレベル3とする
5.レベル1の問題から解くように計画を立てる

 経営学にパレートの法則というものがあります。上位20項目が全体の80%を占めるという法則です。実際、コンビニエンスストアでは、売れ筋の少数の商品(全体の20%の品目)の売上げが、全体の売上げの80%を占めることもあるそうです。定期テストでも、同じことが言えます。優先順位を見極め、基礎問題やテストに出る確率の高い問題をしっかりやれば、どの教科でも80点は狙えます。

 もちろん、基礎問題やテストに出る確率の高い問題をやりきるだけでもすごく大変と感じる子もたくさんいると思います。大切なのは、自分のレベルに合わせて、レベル分けをすることです。今できることを実行し続けて、1つずつレベルをアップさせていけば、必ず高得点に近づけるようになります。


最近のGUTS!!

 ホームページにもたくさんの役立つ情報を掲載しています。このGUTS通信もホームページから確認することができますし、先生向けのせんせい通信も読むことができます。どちらも子育てに役立つ情報、勉強に役立つ情報を掲載していますので、是非ホームページも定期的にチェックしてもらえるとうれしいです。  また、最近では、ガッツ家庭教師の先生たちにアンケートを行い、役に立った参考書のページも新しく設けました。先生たちが実際に使ってみて役に立ったと感じた参考書について詳しく記載してあります。是非、参考書購入の際にお役立てください。
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会員様の声

子どもの弱点を把握ししてくださり、本当にありがたいです。くどいくらい、繰り返し根気よくご指導宜しくお願いします。(中学2年生)

→ コメントありがとうございます。弱点だけでなく、良いところも把握しながらこれからも指導を進めていきたいと思います。繰り返しということは非常に大切なので、毎日勉強に取り組むことの重要性ということも伝えていきたいと思います。


英数以外の教科のテスト勉強の仕方が未だにわかっていません。ワークも答えを写しているだけのようです。その辺のところ宜しくお願いします。(中学2年生)

→ 勉強の仕方を教えることが家庭教師の仕事の中でも一番大切なことです。ワークの答えを写しても何の意味もないと言うことからテストで点数がとれるようになるテクニックまで幅広く勉強の仕方をこれからも指導していきたいと思っています。

中間テストと、初の県大会が重なり...集中出来ない現状です。しかし好きな科目についてはノートを広げる姿も見られます。少しは受験を意識しているのではないでしょうか?このまま継続する姿勢が続くと嬉しいですが...。(中学3年生)

→ 部活との両立は大変だと思います。しかし、良い変化がみられて、私たちとしても大変うれしく感じています。好きな科目でも自主的に勉強するという姿勢が見えてきたことは本当に素晴らしいことです。これが継続できるようにこれからもサポートしていきます。

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